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JAPANESE 口語訳聖書 (1954/1955)
37:1 これがためにわが心もまたわななき、その所からとび離れる。
37:2 聞け、神の声のとどろきを、またその口から出るささやきを。
37:3 彼はこれを天が下に放ち、その光を地のすみずみまで至らせられる。
37:4 その後、声とどろき、彼はそのいかめしい声をもって鳴り渡られる。その声の聞える時、彼はいなずまを引きとめられない。
37:5 神はその驚くべき声をもって鳴り渡り、われわれの悟りえない大いなる事を行われる。
37:6 彼は雪に向かって『地に降れ』と命じ、夕立ちおよび雨に向かって『強く降れ』と命じられる。
37:7 彼はすべての人の手を封じられる。これはすべての人にみわざを知らせるためである。
37:8 その時、獣は穴に入り、そのほらにとどまる。
37:9 つむじ風はそのへやから、寒さは北風から来る。
37:10 神のいぶきによって氷が張り、広々とした水は凍る。
37:11 彼は濃い雲に水気を負わせ、雲はそのいなずまを散らす。
37:12 これは彼の導きによってめぐる。彼の命じるところをことごとく世界のおもてに行うためである。
37:13 神がこれらをこさせるのは、懲しめのため、あるいはその地のため、あるいはいつくしみのためである。
37:14 ヨブよ、これを聞け、立って神のくすしきみわざを考えよ。
37:15 あなたは知っているか、神がいかにこれらに命じて、その雲の光を輝かされるかを。
37:16 あなたは知っているか、雲のつりあいと、知識の全き者のくすしきみわざを。
37:17 南風によって地が穏やかになる時、あなたの着物が熱くなることを。
37:18 あなたは鋳た鏡のように堅い大空を、彼のように張ることができるか。
37:19 われわれが彼に言うべき事をわれわれに教えよ、われわれは暗くて、言葉をつらねることはできない。
37:20 わたしは語ることがあると彼に告げることができようか、人は滅ぼされることを望むであろうか。
37:21 光が空に輝いているとき、風過ぎて空を清めると、人々はその光を見ることができない。
37:22 北から黄金のような輝きがでてくる。神には恐るべき威光がある。
37:23 全能者は――われわれはこれを見いだすことができない。彼は力と公義とにすぐれ、正義に満ちて、これを曲げることはない。それゆえ、人々は彼を恐れる。彼はみずから賢いと思う者を顧みられない」。
37:24 それゆえ、人々は彼を恐れる。彼はみずから賢いと思う者を顧みられない」。