Bible Search| Advanced Search | Passage Lookup | Read the Bible

Bible Book - INDEX

JAPANESE 新共同訳聖書

[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14][15][16][17][18][19][20][21][22][23][24][25][26][27][28][29][30][31][32][33][34][35][36][37][38][39][40][41][42]

Job
Chapter 3

3:1 その後、ヨブは口を開いて自分の生まれた日をのろった。

3:2 ヨブは声を出して言った。

3:3 私の生まれた日は滅びうせよ。 「男の子が胎に宿った」と言ったその夜も。

3:4 その日はやみになれ。 神もその日を顧みるな。 光もその上を照らすな。

3:5 やみと暗黒がこれを取り戻し、 雲がこの上にとどまれ。 昼を暗くするものもそれをおびやかせ。

3:6 その夜は、暗やみがこれを奪い取るように。 これを年の日のうちで喜ばせるな。 月の数のうちにも入れるな。

3:7 ああ、その夜は、はらむことのないように。 その夜には喜びの声も起こらないように。

3:8 日をのろう者、 レビヤタンを呼び起こせる者が これをのろうように。

3:9 その夜明けの星は暗くなれ。 光を待ち望んでも、それはなく、 暁のまぶたのあくのを見ることがないように。

3:10 それは、私の母の胎の戸が閉じられず、 私の目から苦しみが隠されなかったからだ。

3:11 なぜ、私は、胎から出たとき、 死ななかったのか。 なぜ、私は、生まれ出たとき、 息絶えなかったのか。

3:12 なぜ、ひざが私を受けたのか。 なぜ、私の吸う乳房があったのか。

3:13 今ごろ、私は安らかに横になり、眠って休み、

3:14 自分たちのためにあの廃墟を築いた この世の王たち、また議官たち、

3:15 あるいは黄金を持ち、自分の家を銀で満たした 首長たちといっしょにいたことであろうに。

3:16 それとも、私は、 ひそかにおろされた流産の子のよう、 光を見なかった嬰児のようでなかったのか。

3:17 かしこでは、悪者どもはいきりたつのをやめ、 かしこでは、力のなえた者はいこい、

3:18 捕らわれ人も共に休み、 追い使う者の声も聞かない。

3:19 かしこでは、下の者も上の者も同じで、 奴隷も主人から解き放たれる。

3:20 なぜ、苦しむ者に光が与えられ、 心の痛んだ者にいのちが与えられるのだろう。

3:21 死を待ち望んでも、死は来ない。 それを掘り求めても、 隠された宝を掘り求めるのにすぎないとは。

3:22 彼らは墓を見つけると、 なぜ、歓声をあげて喜び、楽しむのだろう。

3:23 神が囲いに閉じ込めて、 自分の道が隠されている人に、 なぜ、光が与えられるのだろう。

3:24 実に、私には食物の代わりに嘆きが来て、 私のうめき声は水のようにあふれ出る。

3:25 私の最も恐れたものが、私を襲い、 私のおびえたものが、 私の身にふりかかったからだ。

3:26 私には安らぎもなく、 休みもなく、いこいもなく、 心はかき乱されている。