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Bible Book - INDEX

JAPANESE 口語訳聖書 (1954/1955)

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Genesis
Chapter 8

8:1 神はノアと、箱舟の中にいたすべての生き物と、すべての家畜とを心にとめられた。神が風を地の上に吹かせられたので、水は退いた。

8:2 また淵の源と、天の窓とは閉ざされて、天から雨が降らなくなった。

8:3 それで水はしだいに地の上から引いて、百五十日の後には水が減り、

8:4 箱舟は七月十七日にアララテの山にとどまった。

8:5 水はしだいに減って、十月になり、十月一日に山々の頂が現れた。

8:6 四十日たって、ノアはその造った箱舟の窓を開いて、

8:7 からすを放ったところ、からすは地の上から水がかわききるまで、あちらこちらへ飛びまわった。

8:8 ノアはまた地のおもてから、水がひいたかどうかを見ようと、彼の所から、はとを放ったが、

8:9 はとは足の裏をとどめる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰ってきた。水がまだ全地のおもてにあったからである。彼は手を伸べて、これを捕え、箱舟の中の彼のもとに引き入れた。

8:10 それから七日待って再びはとを箱舟から放った。

8:11 はとは夕方になって彼のもとに帰ってきた。見ると、そのくちばしには、オリブの若葉があった。ノアは地から水がひいたのを知った。

8:12 さらに七日待ってまた、はとを放ったところ、もはや彼のもとには帰ってこなかった。

8:13 六百一歳の一月一日になって、地の上の水はかれた。ノアが箱舟のおおいを取り除いて見ると、土のおもては、かわいていた。

8:14 二月二十七日になって、地は全くかわいた。

8:15 この時、神はノアに言われた、

8:16 「あなたは妻と、子らと、子らの妻たちと共に箱舟を出なさい。

8:17 あなたは、共にいる肉なるすべての生き物、すなわち鳥と家畜と、地のすべての這うものとを連れて出て、これらのものが地に群がり、地の上にふえ広がるようにしなさい」。

8:18 ノアは共にいた子らと、妻と、子らの妻たちとを連れて出た。

8:19 またすべての獣、すべての這うもの、すべての鳥、すべて地の上に動くものは皆、種類にしたがって箱舟を出た。

8:20 ノアは主に祭壇を築いて、すべての清い獣と、すべての清い鳥とのうちから取って、燔祭を祭壇の上にささげた。

8:21 主はその香ばしいかおりをかいで、心に言われた、「わたしはもはや二度と人のゆえに地をのろわない。人が心に思い図ることは、幼い時から悪いからである。わたしは、このたびしたように、もう二度と、すべての生きたものを滅ぼさない。地のある限り、種まきの時も、刈入れの時も、暑さ寒さも、夏冬も、昼も夜もやむことはないであろう」。

8:22 地のある限り、種まきの時も、刈入れの時も、暑さ寒さも、夏冬も、昼も夜もやむことはないであろう」。