Bible Search| Advanced Search | Passage Lookup | Read the Bible
JAPANESE 文語訳聖書(旧約 明治訳 / 新約 大正改訳 合本)
13:1 たとひ我もろもろの國人の言および御使の言を語るとも、愛なくば鳴る鐘や響く鐃鈸の如し。"
13:2 假令われ預言する能力あり、又すべての奧義と凡ての知識とに達し、また山を移すほどの大なる信仰ありとも、愛なくば數ふるに足らず。"
13:3 たとひ我わが財産をことごとく施し、又わが體を燒かるる爲に付すとも、愛なくば我に益なし。"
13:4 愛は寛容にして慈悲あり。愛は妬まず、愛は誇らず、驕らず、"
13:5 非禮を行はず、己の利を求めず、憤ほらず、人の惡を念はず、"
13:6 不義を喜ばずして、眞理の喜ぶところを喜び、"
13:7 凡そ事 忍び、おほよそ事 信じ、おほよそ事 望み、おほよそ事 耐ふるなり。"
13:8 愛は長久までも絶ゆることなし。然れど預言は廢れ、異言は止み、知識もまた廢らん。"
13:9 それ我らの知るところ全からず、我らの預言も全からず。"
13:10 全き者の來らん時は全からぬもの廢らん。"
13:11 われ童子の時は語ることも童子のごとく、思ふことも童子の如く、論ずる事も童子の如くなりしが、人と成りては童子のことを棄てたり。"
13:12 今われらは鏡をもて見るごとく見るところ朧なり。然れど、かの時には顏を對せて相 見ん。今わが知るところ全からず、然れど、かの時には我が知られたる如く全く知るべし。"
13:13 げに信仰と希望と愛と此の三つの者は限りなく存らん、而して其のうち最も大なるは愛なり。"